微網によると、3月1日、深セン市徳賽電池科技株式会社（証券略称：徳賽電池、証券コード：000049）は2022年度第1回臨時株主総会を開催し、「会社が元株主に人民元普通株（A株）を売却することに関する論証分析報告」、「株主総会の授権取締役会とその授権者に今回の株式割当の具体的な事項（改訂稿）を提出することに関する議案」などの議案は審議と投票を行い、愛集微はその機構株主として今回の株主総会に参加し、関連議案に同意票を投じた。

会議後、愛集微は徳賽電池の役員と会社の発展状況について交流した。

元株主に普通株を割り当て、25億元を超えない資金を募って経営資金を厚くする

デサイ電池は国内で最初にリチウム電池の電源管理システムとパッケージ統合に従事した企業の一つであり、国産携帯電話のサプライチェーンに早期に進出し、顧客は徐々に国際的な第一線メーカーに拡大している。スマートフォン、ノート、ウェアラブルデバイス、電動工具、スマートホーム製品は同社のリチウムイオン電池製品の主要な応用分野である。

また、エネルギー貯蔵業務はデサイ電池の重要な戦略的発展分野でもあり、会社はエネルギー貯蔵業界の発展のチャンスをつかむために、エネルギー貯蔵電池電源管理システム、パッケージ統合業務を基礎として、基地局のエネルギー貯蔵、家庭のエネルギー貯蔵、携帯型エネルギー貯蔵、UPSデータセンターの電力源などの応用場面を重点的に開拓した。デサイ電池のエネルギー貯蔵業務は高速成長態勢を呈し、2021年のエネルギー貯蔵業務は営業収入3億4900万元を実現し、前年同期比205.79%増加した。

エネルギー貯蔵のレイアウトについて、徳賽電池高管は集微網に対し、「長年、会社はリチウム電池の電源管理とパッケージ業務の分野に集中してきた。現段階では、会社は積極的に業務の口径を広げており、既存の業務を強化する上で、産業チェーンで業務の延長をさらに行い、エネルギー貯蔵電池業務、SIPパッケージ業務、機械組み立て業務を展開しており、会社は世界をリードする新エネルギーと知能制御産業サービス業者になることに力を入れている」と伝えた。

既存の産業に立脚し、業界の地位をさらに強固にする上で、徳賽電池は将来的に国際化配置を積極的に推進し、国内配置を主とし、国際配置を結合したグローバル構造を形成し、大型動力電池の電源管理業務を着実に開拓する。同時に、エネルギー貯蔵市場の急速な発展の機会を捉え、電気コアとシステム統合の研究開発プラットフォームに頼って、エネルギー貯蔵システム統合の能力を構築し、世界一流のエネルギー貯蔵システム方案のプロバイダと専門メーカーになる。

しかし、同社の販売規模と業務ラインの拡大に伴い、デサイ電池は成長を続けている。2022年第3四半期、同社の営業収入は前年同期比22.9%増の155.12億元、会社の業務の増加に伴い、会社の資産総額は2019年末の87.7億元から2022年9月末の122.23億元に増加した。

そのため、事業規模の持続的な拡大に伴う新規流動資金の需要に対応し、会社の資本力を強化して各経営活動の展開に資金支援を提供する。徳賽電池の募集資金総額は人民元25億元（具体的な規模は発行時の市場状況によって決まる）を超えず、発行費用を差し引いた後、すべて流動資金の補充と借入金の返済に使用し、会社の運営資金を補充し、流動性を緩和し、貸借構造を最適化し、それによって会社の市場競争力とリスク抵抗能力を全面的に向上させる。

エネルギー貯蔵業務の自己構築生産能力が解放される

デサイ電池の近年の投資プロジェクトでは、エネルギー貯蔵業務における電気コアの生産能力建設が重点の一つである。デサイ電池の長沙エネルギー貯蔵用電芯プロジェクトは固定資産投資75億元を計画し、3期に分けて20 GWh生産能力の貯蔵用電芯プロジェクト本部と研究開発センター、生産センターを配置する。プロジェクトの全面的な出産後の年間生産額は120億元を実現する見込みである。エネルギー貯蔵用電気コア事業は2023年に操業を開始する予定だ。第1期プロジェクトは建設中であり、第1期製品はリン酸鉄リチウム貯蔵エネルギー電芯として計画されている。

プロジェクトの進展状況について、デサイ電池幹部は「エネルギー貯蔵用電芯プロジェクトの第1期プロジェクトの各作業は順調に進んでおり、今年上半期に操業を開始する予定だ。第2期プロジェクトの進展は第1期の操業開始後の状況によって決定される。資本市場を利用して資金を調達するかどうかは、市場とプロジェクトの進展によって決定される」と明らかにした。

エネルギー貯蔵顧客の状況については、「現在、デサイ電池のエネルギー貯蔵パッケージ事業には良い顧客基盤があり、すでにいくつかの顧客が私たちの電気コア製品を検証しており、プロジェクトの生産開始後も高い成長速度を維持し続けることが期待されている」と付け加えた。

近年、消費系電子市場の下落に伴い、機構は消費系業務の予断を楽観的ではなく、消費系市場に対して、デサイ電池側は、「私たちの戦略は、できるだけこの方面の業務の安定を維持することであり、一方では顧客のサプライヤー側での地位を維持することであり、他方ではできるだけ新しい製品ラインを協力することであり、疫病発生時から、私たちは長期的な準備をして、コストを下げて効果を高め、品質をより安定させるなどの方法を通じて、顧客をより満足させ、良いシェアを獲得することができた」と指摘した。

注目すべきは、動力電池について、デサイ電池がBMSに関する業務を選択したことで、デサイ電池は「業務が良質で十分な毛利空間があり、動力電池を直接作るよりもリスクが少ないことが強みだ。現在、パートナーを通じて私たちの製品はいくつかの大きな欧州ブランドの自動車企業に応用されている」と考えている。